目を覚ますと、窓の外にこんな光景があったら、
きっと素敵な筈である。
釣れなかった時の日記は、
ロマンチスト気分になるものである。
本日は、知多の乗合船でメダイを狙った。
水深140〜180mを胴付き4本バリ+コマセカゴ、錘150号で狙う。
航程1.5時間で釣り場到着。
開始からトモのほうでボツボツ釣れるが、
『わたくしには何も無い。』
後で気づくのだが、釣り方に問題があった。
10時まで、船は急峻なかけあがりを攻めていたが、
その後、比較的平坦な深場を長い時間流しだした。
風がびゅ〜びゅ〜になり、船上波しぶきに洗われる。
船長『 まだ2人、釣れとらんなぁ〜〜 』
『 俺の顔見て、云わんといて……トホホ 』
ん?そうだっ!
太平洋は流し釣りやから、日本海と同じ釣りしとったらあかん!
気づくのが遅いのだが、1匹何とか釣り上げて、
案の定、風が強くなったために早めの沖あがり。
帰りは3時間かかって港着。
『 近日中にリベンジやな(笑) 』
ちなみに、日本海はかかり釣りなので、船の下へ魚を呼び込んで釣りをする。
そのため一緒に活性が上がるエサ取りを避けるため、棚を上げて、コマセワークで釣りをする。
大山沖は流し釣りなので、瀬付き魚群の鼻先まで餌を届ける必要がある。
だから、根がかり覚悟で底中心を攻める釣りでないといけないわけだ。
ま、気づくのが遅すぎるのだが。