寒波が来て、寒くなってきた朝、
まだ水温の高い海では、渥美半島が溶け出していた。
さて、昨夕にバンブーロッドビルダーの『KANちゃん』から電話があり、
現在開催中の JCA のアングラーズクラスマスターズで外国勢(チームキャロン)が上位独占、記録塗り替えで大変な事になっている!、と連絡があった。
#6クラスOHで、52mが公認の風で記録された……とか、
『 行かなくて良かった? 』ものである。
か?
さて、夜明けを過ぎた頃ポイントへ到着。
巨大天然岩の、潮の当たるほうを釣れるように投錨し、
フローティングラインにイワイミノーをつけて釣り始めた。
しばらくすると、少し沖の方で、ハマチと思われるボイルが出始めて、
鳥がたくさんやってきた。
『 久しぶりにハマチを釣れるか? 』
しかし投げているのはイワイミノー、シンキングをセットしなきゃナァ〜、
と思っていたら、イワイミノーに魚が反転バイト、ロッドが引き込まれる。
『 ハマチも、いよいよでかくなってきた♪ 』と思いきや、
63cmのシーバス。
相変わらず、沖めでは、ハマチらしき激しいボイル、
ちなみに、シンキングラインに、いつものイワシフライでは、アタリもない。
ハマチに分散されてさまよう、水面直下の、仔イワシに照準があるようだ。
余談だが、イワイミノーを浮かせて引くと、小型は掛かりにくいものだ。
物理的に考えれば、あたりまえの事だが、
世間にイロイロな諸説解説、釣れない理由があるのが面白い。
天候は、曇天である、
潮は、澄んでいる。
実はこのあいだ、シイラに備えて燃料を補充して機会をうかがっていたのだが、
今の天気状況では、とても気が進まない。
しかしながら、まるでシイラのようにバイトしてくるシーバスがいる光景をまのあたりにした。
釣りながら、『 ガハハハハ…… 』
『 笑いが止らなくなった 』 が、時合はつかの間。
案の定、吹き降ろしの強風が来た。
そして、この明るいほうの空の下には、まだ、夏があるはずだ。
ところで幹ちゃん、『 ソルトフライ初心者でも簡単に釣れる 』のは、
今日だったようですよ♪。